意識しない不正

弊社のニュースレター(インテリジェンス9月号)に「不正を犯した本人が意識しない不正」をテーマにしたクイズを出題しました。

以下設問の一部をご紹介します。

設問 次の記述のうち正しいものはどれか。
Q1 インサイダー取引はそもそも見つかりずらい違反であり、「うちの会社の株を買った方がいいよ」と、内部情報(インサイダー情報)を明かさないまま単に買いを推奨する行為は違反にならないなどつかまりにくい違反でもある。

Q2  酔って道路で寝込んでしまうだけでは刑罰を課せられ前科がつくことはないが、酔っぱらって自転車を運転する行為は、当然に刑罰の対象となり前科が付く行為である。

Q3 白紙の領収書に、虚偽の金額を自ら記載して提出する行為は、当該金額が実際に支払った金額より少なければ、利益を得たことにならないので詐欺罪は成立しない。

Q4 新規登録者にポイントをプレゼントするショッピングサイトで、アカウントを何個も作ってポイントを違法に稼ぐことは、罰金刑では済まない重大犯罪である(法定刑は10年以下の懲役)。