弊社のニュースレター（インテリジェンス９月号）に故人の犯罪、性加害と捜査をテーマにしたクイズを出題しました。

□　出題の背景

芸能事務所の性加害問題と警察捜査に関する疑問が寄せられます。この質問の正解を知ることは、社員不祥事対策の適正化の一助になると考え、今回取り上げることとしました。

問　下記の記述で正しいものはどれか。

＃１　故人が生前に単独で実行した犯罪の疑いのある言動は、捜査も送致（送付）もされない。

＃２　故人が生前に実行した犯罪の疑いがある言動に関して共犯者が生存していれば、故人でも捜査も送致（送付）もされる場合がある。

＃３　故人の不祥事を暴露しても、名誉棄損の疑いで犯罪捜査が行われることはない。

＃４　性行為について、相手の同意があり、かつ脅迫または暴行という手段がなければ、性犯罪として犯罪捜査の対象となり得ない。