疑わしい取引(反社会的勢力との取引)

弊社のニュースレター(インテリジェンス7月号)では、反社会的勢力との取引を取り上げました。

□ 出題の背景

弊社では、反社会的勢力と取引きすることで損害を被ってしまう要因には、“思い込み”があると考えています。

そこで、今回は、反社会的勢力との取引にかかる“思い込み”を取り上げました。

問 以下は、反社会的勢力との取引きに関する記述であるが妥当なものはどれか。

#1 契約・取引に先立つ審査において、インターネットでの記事検索あるいは風評検索で問題がなければ反社会的勢力とはいえない。

#2 「反社会的勢力であることが確認された場合、契約を解除できる」旨の取決めがあれば、当然に契約を解除できる。 

#3 議員、弁護士など社会的な信用があるとされる人物から紹介された企業などは、反社会的勢力であることを疑う必要はない。

#4 取引先に反社会的勢力の疑いを感じた場合の措置は契約解除等の関係遮断に限らない。