ストーカー事案対応の基礎知識
弊社のニュースレター(インテリジェンス7月号)に「ストーカー」をテーマにしたクイズを出題しました。
問 以下 の記述で正しいものはどれか。
注1 回答 は ひとつ です。
注2 設問・解説では、ストーカー行為者を加害者、その行為を受けた相手を被害者と記載しました。
① 昨年の統計によれば、加害者と被害者の関係は、職場関係が交際相手(元を含む)に次いで多いが、精神障害が認められた加害者は全体の 1 パーセントにも満たない。
② 被害者の帰宅時に「お帰りなさい」とライン等で通知するだけで、実際に自宅の前で待ち伏せするなどしなければストーカー規制法違反にはならない。
③ 男性上司が男性の部下に対する恋愛感情から、その部下に乱暴な言動を繰り返した場合、パワーハラスメントに該当するおそれはあるがストーカーとはいえない。
➃ 職場でストーカー行為に関する相談があった場合、常識的にその後の事態の展開を想定した上で、雇用契約または就業規則を踏まえ、経過観察を含め冷静に対処すべきである。