疑わしい取引

弊社のニュースレター(インテリジェンス10月号)では、悪質クレーム(≒カスタマーハラスメント)への対応に関する思い込みを取引を取り上げました。

□ 出題の背景

詐欺的取引の疑いのある案件をはじめ何らかの悪意を秘めた“疑わしい取引“についてご相談を受ける件数が増えています。その多くが一般的な反社チェックをすり抜けてきた企業です。そこで、今回は疑わしい取引にかかる違和感等を取り上げました。

問 以下は、詐欺的な取引など疑わしい取引にかかる違和感についての記述であるが、妥当なものはどれか。

*正解はひとつです。

#1 履歴事項を確認したところ、社歴が長く1度は本店異動をしていたが、役員の任期前の辞任その他不自然な異動がなかったため、問題がないと判断した。 

#2 高額な取引きを提案されたため、経営者の氏名をインターネットで検索したところネガティブな情報がなく、インターネット上の露出も少なかったため、問題があると判断した。

#3 小規模な会社でありながら複数の銀行の取引があるため、問題がないと判断した。

#4 取引を提案した人物をインターネットで検索したところ、別の企業の役員も務めていたため、問題がないと判断した。