特長

 

 

 

ヒアリングトレーニングは、実際にヒアリングを任された方々が明かした悩み、不安に注目した実践的なトレーニングです。

明かされた悩み、不安)
○ セクハラの加害者をヒアリングすることになったが、事実関係を否定されることが目に見えている。「酔っていて覚えていない。」などと言われたら返す言葉がない。
○ ヒアリングでは事実関係を認めさせて反省を促すように指示されたが、自信がない。
○ 経験したことも、マニュアルもない。刑事ドラマの取調べをイメージしているが・・・。

解決したい問題

○ ヒアリングの性質に関する思い込み
例えば、「事実関係を認めさせなければならない。」、「心理的に優位に立たなければならない。」、「言い訳も嘘も論破しなければならない。」などヒアリングの性質に関する思い込み。

○ ヒアリングの手順に関するノウハウの不足
例えば、「基本となる3つの段階(導入、質問、総括)と例外的な2つの段階(追及、査定)」に関する手順とノウハウ。

○ ヒアリングに大切なテクニックの不足
例えば、嘘を見破るための簡単に実行できるテクニックなど。

○ ヒアリングの手続きに関する知識の不足
例えば、ヒアリングの対象者の順番またはヒアリングに先立って説明しておく内容など違法または不当を指摘されやすい手続き。

問題の解決

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒアリングトレーニングのフロー

ガイダンス

クライアントで問題となりやすいケースを取り上げ、トレーニングの実施要領を説明します。
なお、受講者をヒアリングをする側またはヒアリングを受ける側に二分した上、それぞれのグループでロールプレイングのプレイヤーを選出します。

取り上げられることの多いケース
① 飲酒を伴うセクハラ
② 「知らない。」、「そんなつもりじゃない。」など事実関係を真っ向から否定する不正、ハラスメント等
③ 業務外の個人的な犯罪(事実関係について会社が把握した情報が乏しいケース)

ロールプレイング

受講者がヒアリングをする側またはヒアリングを受ける側に分かれて、それぞれ作戦を考えた上で、ロールプレイングをスタートします。
なお、コンサルタントが適宜フォローしながらロールプレイングをすすめます。

討議・解説

ロールプレイングの問題点などを討議します。その結果を踏まえコンサルタントがヒアリングの基本手順等を解説します。

ブラインドトレーニング

ロールプレイング、討議・解説を踏まえて、別のケースでブラインドトレーニングを実施します。このトレーニングは、質問・説明の時間制限を設けます。しかし、コンサルタントのフォローはありません。

総括(成果物の提供:就業規則の見直し、マニュアル整備)

 

ロールプレイングと同様に討議し、その結果を踏まえてコンサルタントが解説します。また、追加説明を含めた総括も行います。
なお、トレーニング全体の結果を反映したマニュアルを弊社が作成し、成果物として提供します。


備考)
これまで業種を問わない企業ほか、第三セクター、医療法人でも実施してきました。管理職研修の一環としての取組みもありました。